シンデレラシューズを探して

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シンデレラシューズを探して

幅狭、小足の私がぴったりの靴と出会うまで。

Amazonで買えるA幅パンプス「ラブシュートリア」

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(画像参照:Amazon)

 

Amazonで足幅検索ができることを知って
まずは検索してみました。
(靴によっては幅の記載がないものがあり、その靴は検索には引っかかりません)

 

すると出てきたのが「ラブシュートリア」。

 

届いた靴は、かわいい箱に入っていました。
(写真を撮り忘れたのが悔しい)

 

さらに写真でみるより
実物の方がデザインがかわいい。

 

足を入れてみる。

 

すぽっと入る。ちょっと大きいかな。

足を入れた直後は、ゆるみはないけれど
歩いていると前にすべっていく。

 

 

中敷で対応できないこともないけど…
今回は返品することにしました。
A~B幅くらいの方にはよいかもしれません。

 

 

Amazonはセール価格でも
返品送料無料なのが嬉しいところ。


ただ、Amazonの配送は、いろいろと問題になっており、
今後、送料無料の返品は取りやめになる可能性も大きいと思っています。
気になる靴は今のうちに試し履きしておくのがよいと思います。

 

なにより、幅狭靴でデザインのよいものが
普通に買えるブランドは、かなり貴重だと思います。

 

 

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(2016.3.3画像のリンク先など追記しました)

 

 

 

靴は売らない「シューフィット神戸屋」番外編

靴と足を見てもらいながら、
神戸屋さんとたくさんのおしゃべりをしてきました。

 

それを番外編として記載しておきます。

これまでの神戸屋さんのレビューはこちら

cinderella-shoes.hatenadiary.jp

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それでは、番外編スタート!

 

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以前、神戸屋さんは、海外から来た靴職人さんに
「なぜ日本の女の子は娼婦みたいな靴を履いているんだ?」
と聞かれたことがあるそうです。


というのも海外では、きちんとした教育を受けた人は
「足に合った靴の選び方」も教わるため、
裕福に見えるのに足に合っていない靴を履いている人が多いことが
不思議に思えたそうです。
男性の紐靴よりも、女性のパンプスの方が
サイズ選びがシビアなので、余計目についたのでしょうね。
かかとをパカパカとさせていると、目立ちますし。

 

日本ではみんなちゃんと教育を受けていそうなのに、
なぜ?と疑問を持つほど、
日本人の靴の履き方がおかしく見えたんでしょうが、
私自身、靴の選び方を教わった記憶がありません。


日本で靴が履かれはじめたのが江戸時代後期、
近代的な靴工場ができたのが1870年だそうで
日本の靴の歴史は、まだ150年弱。

 

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さらに日本の場合、学校指定の靴「上履き」を
小さいころから履いています。
むしろ、足が育つ時期に
一番足に慣れた靴が「上履き」ではないでしょうか。

 

靴は、足長サイズ×幅サイズとのバリエーションが必要になり
1つのデザインだけでも在庫は大変な数になります。
そのため、サイズぴったり合うことよりも、
効率よく靴を提供することを優先させてきた結果
靴の選び方がおろそかになったのではないかと個人的に感じています。

 

でも。
デザインが統一されているなら、子供ならなおさら、
このタイミングで、きちんと靴のサイズ選びが
教えてもらえるといいのにな、と思うのです。

今の自分のように、
靴の選び方を知らぬまま大人になって苦労する。

 

たとえ高級な靴を履いていても、
靴の文化を知る人からすると、
おかしな靴を知らずに履いていると見えてしまうのは
ちょっと悲しいですね。

 

 

さてさて。

だいぶ、話がズレてしまいましたが。
最初の「娼婦」発言の話に戻ります。

 

娼婦といえば…ということで、
こんなお話をしてくれました。

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51JP8YE15SL.jpg

(画像参照:Amazon | プリティ・ウーマン ディレクターズカット [DVD])

 

映画「プリティウーマン」で
一躍有名女優の仲間入りを果たした
ジュリアロバーツ。
彼女が演じた役が、娼婦ビビアン。

 

現代版のシンデレラストーリーとして人気の映画ですが、
映画の冒頭あたり、街で客を探すビビアンが
リチャードギア演じるエドに拾われたあと、
ホテルで「このあと、どうする?」と会話しているとき。

 

ビビアンは、ポスターでも履いている
ひざ上まであるニーハイブーツを脱ぐのですが。
ブーツがすぽっと抜けた瞬間、
その反動でベッドにひっくり返ります。

 


「ひっくり返るほど引っ張らないと脱げない
 足にぴったりのブーツを履いている、ということは、
 きちんとした教育を受けている過去が見える。
『何か理由があって娼婦をしているのかな?』
 とエドに思わせる伏線なのでは?」

と、神戸屋さんがおっしゃっていました。

 

思ってもみなかった靴屋さんの推察、面白いですね。


たしかに、どんなにビビアンを気に入ったとしても、
いくらお金持ちの道楽だとしても。
1週間の契約を申し込み、
大切な契約先との会食に連れて行く
なんてちょっとないかな、と私は感じていたので
なるほどなーと思いいました。


皆さんは、どう思いますか?

 

 

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靴は売らない靴屋「シューフィット神戸屋」その3

シューフィット神戸屋さんレポ3回目。
これまでのレポはこちらです。

cinderella-shoes.hatenadiary.jp

 

cinderella-shoes.hatenadiary.jp

 

 

さて今回は、足の測定の他に
中敷き調整も申し込んでいました。

 

持参した10足の中から、シュープレモのパンプスを選択。
さすがに4万近く出した靴、私にとっては高級品なので。



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こんな感じで足の裏を立体的に支える感じ。
かなり詰めてもらいました。足を入れるとぎゅうぎゅう。

 

パンプスは足を押さえる範囲が狭いため、
「ぎゅっと足を包まれるけど痛くない」
くらいのサイズ感がよいそうです。
そうでないと足が前に滑ってしまうそう。

 

とくに私の場合は、足裏の筋肉がないため、
 しっかり踏ん張れず前滑りしやすい、
パンプスを履くには訓練が足りない足。
なので、いろいろ詰める必要があるのかなと。


あと、神戸屋さんから中敷調整を勧められたのは、
カロッツェリアホソノの靴。
こちらは22.5cmワイズC。

 

なぜ、ホソノの靴の調整を勧められたかというと
神戸屋さんでレースアップタイプの中敷をつくると
取り外し可能な中敷きになるらしく、
これだけでなくスニーカーにも入れられる、というのが理由。


ただ、レースアップやスニーカーでも
確かに足が泳いでいるけれど、
脱げはしないので次回に回すことにしました。


ちなみに、シュープレモの靴もホソノの靴も、
足と靴のボール部の位置が合っていないとできるという
ボール部の後ろに横にシワが入っていました。


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(シワが見やすいように画像を加工しています)


でも、試着時に靴の横にできるシワに
気が付けるだろうか。。ハードルが高い。




パンプスの中敷きを調整中にも、
いろいろおしゃべりしたのだけれど、
特に印象的だったのが、
靴屋に期待しすぎてはいけない、ということ。


シューフィッターは、資格を取る際に
ふまず長なども測るように指導されるらしいのだけれど
靴屋で取り扱う靴には、そのデータがないらしい。
だから、そこを測ってもしょうがないし、しない。


あと、靴の履き心地というのは、
結局のところ本人にしかわからないから、
その人が「これでいい」と言ったら売ってしまう。

本当に合っている靴を履いたことのない人は
痛みがでても、「こんなものか」と思ってしまう。

だから、とにかくたくさん履いて、
自分の足に合う疲れない靴を
自分で選べるようになることが大切。

 

ちなみにサイズの合った靴を履くと、
靴の底が足裏にぴたっと付き、
靴を履いていないような感覚があるそうです。


サイズの他にもその靴のデザインが自分の足に合っているのか、
自分の足はどこが当たりやすいのか、
それは履き慣らしをしたら改善されるのか、
もしくは部分伸ばしで対応できるのか。
確認すべき点は盛りだくさん!
次に靴を買う時の試着の参考にするようにと言われました。

 

私のシンデレラシューズへの道のりはまだまだ遠い。
ただ、今後靴選びをしていく上でとても勉強になりました。

 

押さえるべき点をチェックしながら
自分にぴったりの靴を選んでいこうと思います。

 

 

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靴は売らない靴屋「シューフィット神戸屋」その2


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今回も引き続き、
「シューフィット神戸屋」さんレポートです。

 

前回は、足の状態確認、
サイズ測定を行ってきたところまで記録しました。



測定後はさらに、
どうして色素沈着している部分が靴に当たるのか、
歩いているとき足がどうなっているのか
骨格模型と、筋肉の図解を見ながら解説していただきました。

 

こんな感じのものを使っていました。

 

https://www.towatech.net/images/product_images/000-0189_05.jpg

(画像参照:手技療法専門Towatech)


これ、すごくわかりやすい。
ここが痛いと言うと、こうなっているからだよと
骨格模型を動かして目で見ながら
痛みが出る理由を教えていただけるので理解が進みます。


 

靴って本来、正しく歩くための「道具」なんですよね。
メガネと一緒で、きちんと自分に合ったものでないと
体が壊れてしまう。

 

サイズを合わせた次に、デザインの選択が来るはずなのに
今は逆になっています。

 

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難しいのは、メガネの場合、ほぼどんなデザインでも
視力を合わせたレンズを入れ込むことができるのに
靴は気に入ったデザインが
必ずしも自分の足に合うとは限らないこと。

 

さらに、サイズによっては、市販されておらず、
オーダーなど、高額になってしまうこと。

おそらく、幅狭足は増えているでしょうし、
インターネットなどで情報も行き渡り、
幅狭靴の需要は増えていくでしょう。
それに伴い、以前は高額だったメガネのように、
今後、靴の価格破壊が起きたりするんでしょうか。



さてさて。前置きが長くなりましたが
一通り足を見てもらったところで
持参した靴を見ていただく。

 


結論からいうと、全滅。

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すべて高い靴ではないので、
買い直した方が良いだろうとのこと。
安物ばかりでお恥ずかしい。。


持って行った靴を見て、神戸屋さんが
「細い靴を探そうとしているのはわかる。
でも、全然合っていない靴よりも、
ちょっと合っていない靴の方が
足のトラブルが出やすいから
それで苦労しているんだね」と言われました。


少し前にシュープレモさんでオーダーしたパンプスは
前すべりしているのでそれも相談しました。
試着して、スタッフに見てもらって、調整までしたのに
合わない、ということは、サイズを間違っているのか。
また、試着会では22cmワイズAAも履いたのですが
明らかにきつかったことを伝えました。すると。
「試着会で買ったんだよね?見立てが甘いなぁ」と。(苦笑)


シュープレモさんはふまず長が長め(?)らしく、
私の場合、21.5cmワイズBではないかとのこと。
パンプスにできたシワを見て、
ここ(親指ボール位置の後ろ)に
横にシワができるってことは
ボール位置が合っていないってことらしい。

 

その場で(シュープレモさんの在庫がある!)
21.5cmワイズB、
22cmワイズAAを履き比べてみて、
やっぱり21.5cmワイズBだねといわれる。

 

それでも調整は必要だけど、
今持っている22㎝ワイズAより
手間をかけずにできるらしい。
うーん、悔しい。試着会で何度も確認したのに。

 

この「サイズ感」は、たくさん靴を履き比べて、
自分の感覚を鍛えならないとダメですね。
足への当たり具合や靴の中で滑っていく感じは
靴屋さんには見えないでしょうから。

 

シュープレモさんの他にも、幅狭パンプスで有名な
ショショットさんのパンプスも試着したのですが、
前滑りしていました。

これも、ジャストサイズは21.5cmワイズBではないか、とのこと。
ただし、ショショットさんはワイズBは作っていません。

 

私の足は、22.0cm、ワイズAですが、
もちろんメーカーによって、木型やデザインによって
使用する素材によってジャストサイズは変わってきます。

 

本当に靴のサイズ選びは難しい!


その3に続きます。

 

 

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