靴は売らない靴屋「シューフィット神戸屋」その1
足に合う靴がない!
と、さんざん悩んできましたが。
もうしっかり足を見てもらった方が良いのでは?
という、当たり前の結論に至り
(散財する前にやれって感じですが)
あの「シューフィット神戸屋」さんに
行ってきたので張り切ってレポートします!
『靴は売らない靴屋』、
『予約の取れないシューフィッター』として
一部の方々には超有名な神戸屋さん。
良いお値段なので迷っていたのと、
とにかく予約が取れなくて
のびのびになっていましたが
とうとう!行ってきました。
私の靴、10足を持参して。
まずは、機械測定。
写真のようなデータカルテをいただけます。
まったく指がうつっていません。。典型的な浮き指…。
偏平足かと思っていたのですが、そうでもなさそうです。
その後は、足長・足幅・ふまず長などを測っていきます。
私の足を見たシューフィッターの西村さんが
「いろんなところが当たって色素沈着してるねぇ」と。
そうなんです!汚い足で申し訳なし!
ただこれ、某靴屋さんでは
全く逆のこと言われたんですよね。。
「あまり当たった跡がなく、キレイな足ですね」と。
そのとき「自分では汚いと思ってたけど、
そうでもないのかな?普段パンプスを履かないからかな?」
と思っていたのですが、
その靴屋に来る人たちの足が
どんだけぼろぼろかってことですよ、これは!
でもって足の中心点を見るときに、
西村さんに足を持たれたのですが、
「あー、薄いねぇ。足裏の筋肉が全然ないねぇ」と。
ダメ足で恥ずかしい。
で、ぎゅーっと握ると狭くなる。ええ、開帳足ですよね。
さらに、機械測定とは別に、
座って手作業で測定を行います。
西村さんによると、日本では立って
足に体重をかけた状態で測るのが主流ですが
海外では座って体重が50%かかった状態で測るそうです。
神戸屋さんでは、座った状態、
体重をかけた状態、足を浮かせた状態と
何度も測ります。
私の場合、体重をかけたときと
足を浮かせたときの足の周囲が
1.2cmほど違いました。
これは4サイズの開きがあるということ!
歩く、というのは、足が地に着いた状態と
浮いた状態を繰り返すこと。
私の場合、この動作を繰り返すたびに
足のサイズが4サイズも変化しているわけです。
たとえば、幅の広い方に合わせると、
足が浮いた時に靴がゆるくなり、
本来足指が入り込んじゃいけない
つま先の捨て寸部分にまで足が滑り込んで、
靴のいろいろなところが足に当たる、ということらしいです。
なので開帳足は、立った状態で測ったワイズで
靴を選んじゃダメ、とのこと。
その後はデータを見ながらの解説。
私の足は、22.0cm ワイズA。小さくて、狭い。
左右のボール位置はそれほどズレていない。
でも、左右ともに親指側と小指側で
高さに差があるので、
そういう形の靴を選ばないと当たりやすくなるとのこと。
これは靴底を見てみるとわかるらしい。
同じブランドでも、デザインによって靴底の形は異なるので
このブランドはおすすめ、とは一概に言えないそうです。
長くなりましたので、その2へ続きます。
ぽちっとお願いいたします。