靴は売らない靴屋「シューフィット神戸屋」その2
今回も引き続き、
「シューフィット神戸屋」さんレポートです。
前回は、足の状態確認、
サイズ測定を行ってきたところまで記録しました。
測定後はさらに、
どうして色素沈着している部分が靴に当たるのか、
歩いているとき足がどうなっているのか
骨格模型と、筋肉の図解を見ながら解説していただきました。
こんな感じのものを使っていました。
これ、すごくわかりやすい。
ここが痛いと言うと、こうなっているからだよと
骨格模型を動かして目で見ながら
痛みが出る理由を教えていただけるので理解が進みます。
靴って本来、正しく歩くための「道具」なんですよね。
メガネと一緒で、きちんと自分に合ったものでないと
体が壊れてしまう。
サイズを合わせた次に、デザインの選択が来るはずなのに
今は逆になっています。
難しいのは、メガネの場合、ほぼどんなデザインでも
視力を合わせたレンズを入れ込むことができるのに
靴は気に入ったデザインが
必ずしも自分の足に合うとは限らないこと。
さらに、サイズによっては、市販されておらず、
オーダーなど、高額になってしまうこと。
おそらく、幅狭足は増えているでしょうし、
インターネットなどで情報も行き渡り、
幅狭靴の需要は増えていくでしょう。
それに伴い、以前は高額だったメガネのように、
今後、靴の価格破壊が起きたりするんでしょうか。
さてさて。前置きが長くなりましたが
一通り足を見てもらったところで
持参した靴を見ていただく。
結論からいうと、全滅。
すべて高い靴ではないので、
買い直した方が良いだろうとのこと。
安物ばかりでお恥ずかしい。。
持って行った靴を見て、神戸屋さんが
「細い靴を探そうとしているのはわかる。
でも、全然合っていない靴よりも、
ちょっと合っていない靴の方が
足のトラブルが出やすいから
それで苦労しているんだね」と言われました。
少し前にシュープレモさんでオーダーしたパンプスは
前すべりしているのでそれも相談しました。
試着して、スタッフに見てもらって、調整までしたのに
合わない、ということは、サイズを間違っているのか。
また、試着会では22cmワイズAAも履いたのですが
明らかにきつかったことを伝えました。すると。
「試着会で買ったんだよね?見立てが甘いなぁ」と。(苦笑)
シュープレモさんはふまず長が長め(?)らしく、
私の場合、21.5cmワイズBではないかとのこと。
パンプスにできたシワを見て、
ここ(親指ボール位置の後ろ)に
横にシワができるってことは
ボール位置が合っていないってことらしい。
その場で(シュープレモさんの在庫がある!)
21.5cmワイズB、
22cmワイズAAを履き比べてみて、
やっぱり21.5cmワイズBだねといわれる。
それでも調整は必要だけど、
今持っている22㎝ワイズAより
手間をかけずにできるらしい。
うーん、悔しい。試着会で何度も確認したのに。
この「サイズ感」は、たくさん靴を履き比べて、
自分の感覚を鍛えならないとダメですね。
足への当たり具合や靴の中で滑っていく感じは
靴屋さんには見えないでしょうから。
シュープレモさんの他にも、幅狭パンプスで有名な
ショショットさんのパンプスも試着したのですが、
前滑りしていました。
これも、ジャストサイズは21.5cmワイズBではないか、とのこと。
ただし、ショショットさんはワイズBは作っていません。
私の足は、22.0cm、ワイズAですが、
もちろんメーカーによって、木型やデザインによって
使用する素材によってジャストサイズは変わってきます。
本当に靴のサイズ選びは難しい!
その3に続きます。
ぽちっとお願いいたします。