「銀座かねまつ」のセミオーダー クチュリエってどうなの?
シューフィット神戸屋さんで足を見てもらったときに
「たくさん履いてみて、自分で靴の感覚をつかむしかない」
と言われたので、ここならば、いろいろ試せるかな、と思い
恐る恐る行ってみました。
(なんだか、”オーダー”って断りにくいかも、と思ったので)
銀座の本店で、エレベータを上がると
人の少ないフロアに出ます。
デザインサンプルが並び、セミオーダーだったら幅狭足でも
こんなにいろいろなデザインで作れるのかと心が踊ります。
店員さんに声をかけられたので
オーダーを検討していることを話し、
足のサイズを測ってもらうことにしました。
アルカさんのように手作業で
フットプリントを取ることはなく
箱型の測定装置に足を入れ、
ウイーンと自動で計っていきます。
データをみると、C幅となっていました。
まあ、体重をかけた状態なのでそれくらいになることは、
シューフィット神戸屋さんに行ったことで考慮済みです。
ちなみに、かねまつのミススレンダーでは
幅が広すぎて前すべりしたことを伝え、
ワイズB、A、そしてAAも履いてみたのですが、
全部前すべりする…。
店員さんがハーフインソールなどを詰めてくれたのですが
いかんせん、かかと周りが大きいので
インソールではどうにもならない。
私の足には合わないと判断し、
諦めます、と伝えてお店をあとにしました。
測定したデータをいただきました。
エレベータまで送ってくれた店員さんと話したのですが、
その方もかかとが小さいらしく、パンプスはほぼ履かないとのこと。
かかとのフィット感に左右されない
バックストラップかレースアップばかり履いているということです。
靴屋の店員さんですら、こんな状況。
かねまつさん、もっとかかと小さ目の靴、
作ってくれないですかね。
デザインが素敵なだけに、残念でなりません。
クチュリエでは、店頭に並んでいるものや、
これまでに発売されたデザインも
木型が残っていれば作ってくれるそうなので、
B~C幅あたりの方、かかとが普通の大きさの方にはよいかもしれません。
B~C幅でも、普通の靴屋さんではほぼ見かけませんので、
貴重な靴屋さんであることにはかわりありません。
気になる方は、怖がらずに一度足を踏み入れてみてもよいと思います。
ぽちっとお願いいたします。