シンデレラシューズを探して

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シンデレラシューズを探して

幅狭、小足の私がぴったりの靴と出会うまで。

靴は売らない靴屋「シューフィット神戸屋」その2


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今回も引き続き、
「シューフィット神戸屋」さんレポートです。

 

前回は、足の状態確認、
サイズ測定を行ってきたところまで記録しました。



測定後はさらに、
どうして色素沈着している部分が靴に当たるのか、
歩いているとき足がどうなっているのか
骨格模型と、筋肉の図解を見ながら解説していただきました。

 

こんな感じのものを使っていました。

 

https://www.towatech.net/images/product_images/000-0189_05.jpg

(画像参照:手技療法専門Towatech)


これ、すごくわかりやすい。
ここが痛いと言うと、こうなっているからだよと
骨格模型を動かして目で見ながら
痛みが出る理由を教えていただけるので理解が進みます。


 

靴って本来、正しく歩くための「道具」なんですよね。
メガネと一緒で、きちんと自分に合ったものでないと
体が壊れてしまう。

 

サイズを合わせた次に、デザインの選択が来るはずなのに
今は逆になっています。

 

f:id:scude:20170216194306j:image


難しいのは、メガネの場合、ほぼどんなデザインでも
視力を合わせたレンズを入れ込むことができるのに
靴は気に入ったデザインが
必ずしも自分の足に合うとは限らないこと。

 

さらに、サイズによっては、市販されておらず、
オーダーなど、高額になってしまうこと。

おそらく、幅狭足は増えているでしょうし、
インターネットなどで情報も行き渡り、
幅狭靴の需要は増えていくでしょう。
それに伴い、以前は高額だったメガネのように、
今後、靴の価格破壊が起きたりするんでしょうか。



さてさて。前置きが長くなりましたが
一通り足を見てもらったところで
持参した靴を見ていただく。

 


結論からいうと、全滅。

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すべて高い靴ではないので、
買い直した方が良いだろうとのこと。
安物ばかりでお恥ずかしい。。


持って行った靴を見て、神戸屋さんが
「細い靴を探そうとしているのはわかる。
でも、全然合っていない靴よりも、
ちょっと合っていない靴の方が
足のトラブルが出やすいから
それで苦労しているんだね」と言われました。


少し前にシュープレモさんでオーダーしたパンプスは
前すべりしているのでそれも相談しました。
試着して、スタッフに見てもらって、調整までしたのに
合わない、ということは、サイズを間違っているのか。
また、試着会では22cmワイズAAも履いたのですが
明らかにきつかったことを伝えました。すると。
「試着会で買ったんだよね?見立てが甘いなぁ」と。(苦笑)


シュープレモさんはふまず長が長め(?)らしく、
私の場合、21.5cmワイズBではないかとのこと。
パンプスにできたシワを見て、
ここ(親指ボール位置の後ろ)に
横にシワができるってことは
ボール位置が合っていないってことらしい。

 

その場で(シュープレモさんの在庫がある!)
21.5cmワイズB、
22cmワイズAAを履き比べてみて、
やっぱり21.5cmワイズBだねといわれる。

 

それでも調整は必要だけど、
今持っている22㎝ワイズAより
手間をかけずにできるらしい。
うーん、悔しい。試着会で何度も確認したのに。

 

この「サイズ感」は、たくさん靴を履き比べて、
自分の感覚を鍛えならないとダメですね。
足への当たり具合や靴の中で滑っていく感じは
靴屋さんには見えないでしょうから。

 

シュープレモさんの他にも、幅狭パンプスで有名な
ショショットさんのパンプスも試着したのですが、
前滑りしていました。

これも、ジャストサイズは21.5cmワイズBではないか、とのこと。
ただし、ショショットさんはワイズBは作っていません。

 

私の足は、22.0cm、ワイズAですが、
もちろんメーカーによって、木型やデザインによって
使用する素材によってジャストサイズは変わってきます。

 

本当に靴のサイズ選びは難しい!


その3に続きます。

 

 

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靴は売らない靴屋「シューフィット神戸屋」その1

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足に合う靴がない!
と、さんざん悩んできましたが。
もうしっかり足を見てもらった方が良いのでは?

という、当たり前の結論に至り
(散財する前にやれって感じですが)
あの「シューフィット神戸屋」さんに
行ってきたので張り切ってレポートします!



『靴は売らない靴屋』、
『予約の取れないシューフィッター』として
一部の方々には超有名な神戸屋さん。

良いお値段なので迷っていたのと、
とにかく予約が取れなくて
のびのびになっていましたが
とうとう!行ってきました。

 

私の靴、10足を持参して。


まずは、機械測定。
写真のようなデータカルテをいただけます。


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まったく指がうつっていません。。典型的な浮き指…。
偏平足かと思っていたのですが、そうでもなさそうです。


その後は、足長・足幅・ふまず長などを測っていきます。

私の足を見たシューフィッターの西村さんが
「いろんなところが当たって色素沈着してるねぇ」と。


そうなんです!汚い足で申し訳なし!

 

ただこれ、某靴屋さんでは
全く逆のこと言われたんですよね。。
「あまり当たった跡がなく、キレイな足ですね」と。


そのとき「自分では汚いと思ってたけど、
そうでもないのかな?普段パンプスを履かないからかな?」
と思っていたのですが、
その靴屋に来る人たちの足が
どんだけぼろぼろかってことですよ、これは!

 

 

でもって足の中心点を見るときに、
西村さんに足を持たれたのですが、
「あー、薄いねぇ。足裏の筋肉が全然ないねぇ」と。

 

ダメ足で恥ずかしい。
で、ぎゅーっと握ると狭くなる。ええ、開帳足ですよね。

 

さらに、機械測定とは別に、
座って手作業で測定を行います。

 


西村さんによると、日本では立って
足に体重をかけた状態で測るのが主流ですが
海外では座って体重が50%かかった状態で測るそうです。


神戸屋さんでは、座った状態、
体重をかけた状態、足を浮かせた状態と
何度も測ります。


私の場合、体重をかけたときと
足を浮かせたときの足の周囲が
1.2cmほど違いました。
これは4サイズの開きがあるということ!

 


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歩く、というのは、足が地に着いた状態と
浮いた状態を繰り返すこと。
私の場合、この動作を繰り返すたびに
足のサイズが4サイズも変化しているわけです。


たとえば、幅の広い方に合わせると、
足が浮いた時に靴がゆるくなり、
本来足指が入り込んじゃいけない
つま先の捨て寸部分にまで足が滑り込んで、
靴のいろいろなところが足に当たる、ということらしいです。


なので開帳足は、立った状態で測ったワイズで
靴を選んじゃダメ、とのこと。

 

その後はデータを見ながらの解説。
私の足は、22.0cm ワイズA。小さくて、狭い。

 

左右のボール位置はそれほどズレていない。
でも、左右ともに親指側と小指側で
高さに差があるので、
そういう形の靴を選ばないと当たりやすくなるとのこと。


これは靴底を見てみるとわかるらしい。
同じブランドでも、デザインによって靴底の形は異なるので
このブランドはおすすめ、とは一概に言えないそうです。


長くなりましたので、その2へ続きます。

 

 

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自宅で試着もできる「シュープレモ」

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これまで「自分の予算の範囲」で

靴を検討してきましたが、

それでは自分の足には

どうにも合わないことを実感。


本腰を入れて探すことにしました。

 


そこで、候補に挙がったのが

「ショショット」と「シュープレモ」。

 

シュープレモは、サイズを指定すると、

その前後合わせて4サイズを送付してくれて

自宅で試着することができます。


それ以外にも定期的に試着会を行っており、

サイズ感に自信のない私は

スタッフがサイズを見てくれる

試着会の方に参加してみました。

 

 


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会場に着くと、自分の前に

申告したサイズを含め、

サイズ違いの4足が目の前に並びます。

私の申告サイズは、22.0cm、A幅。


私の場合はさらに、

「これまでB幅までしか履いたことがないが

B幅で前すべりするのでAを履いてみたい」

と備考に記載しておきました。

そのため、22.0㎝A・B幅、22.1㎝A・B幅の

4足が最初に並んでいましたが、

それ以外の靴ももちろん試着できます。

 


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最初に、申告したサイズを履き、

かかとをぴったり合わせます。

その状態で、かかとを上げて、

靴がきちんとついてくるか、

変な位置で靴が曲がっていないか、

(ボール位置が合っているか)確認します。


私の場合は申告サイズで問題ないとのことで

そのまま会場内を歩き回ってみます。

少しすると、前すべりしている様子。

かかとが抜けそうになります。


店員さんにそのことを伝えると、

パッドを用意してくれました。

 


シュープレモさんでは、何種類かのパッドが用意されていて

それも追加料金なしで中敷の下にいれて作ってくれます。


パッドを入れ、さらに歩き回って見ましたが、

なかなかぴたっとはきません。


そこで、22.0㎝AA幅も履いてみたのですが、

すると足の甲が食い込んでしまう。

店員さんもこれだとちょっと厳しいですね…

という反応。

 


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というわけで、22.0㎝A幅で

パッドを2枚入れるのが、

私にはベストと判断。

カルテに書き込んで、試着会は終了です。


カルテはもらえるので、

その場で注文しても、後日WEBオーダーでもOK。

「ここまでしてくれたんだから、注文しなくちゃ!」

というプレッシャーがないのもいいところ。

 


ちなみに、会場には

オーダー見本やカラー見本があるので

後日オーダーするなら見ておくのもいいかも。

 

私は、後日webでオーダーしました。

 


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届いたのが、このヌードカラーパンプス。


本当はヒール部分は本体よりも濃いピンクにする予定でしたが

革の在庫がちょうど切れたとのことで、

紺のキラキラに変更しました。


これ、普段使いでも、

結婚式の2次会でも使えて便利です。

 


ただ…


長時間履いていると前すべりする!


あんなに慎重に試着して、

店員さんにも見てもらって

部分パッドで調整までしたのに!

 

本当に靴選びは難しいです。。

 

 

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細い?「銀座 かねまつ」ミススレンダー


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店頭で試着して買える幅狭靴といえば、
B幅でデザインも選べる
「銀座 かねまつ」ミススレンダーが有名。
ネットで検索していると、よく見かけます。

 

かねまつなら、都内に店舗があるため、
靴を見に行くことにしました。


売場でミススレンダーを探していると
店員さんが声をかけてきたので
「幅の狭い靴を探しています」というと、
「うちの靴はどれも細目です」と。

 

普通の細いじゃだめなんだよなー
なんて思いながら
店員さんのすすめる靴を履いてみる。

 

はい。ぱっかぱかです。


で、ミススレンダー。

 

ぱかっ。


あらら。これもだめか…。

 

いくつか履いてみたのですが、
デザインによっては
履き口が食い込んだり。。

 

中でも足へのあたりがすくない、
スクエアパンプスが
一番足に合うようだったのですが
それでも、かかとが抜けてしまいます。

 

すると、店員さんが
「中敷を入れられます」と言って
いくつかの厚さのハーフインソールを
入れ替えたりしながら調整してくれました。

 

その店員さんも幅狭足で、
インソールで調整しているとのこと。


それでも、なかなかかかと抜けが収まらず、
ぱっつんぱっつんになるくらい入れたら、
なんとか足は動かなくなった。


迷いに迷った挙句、
再度調整も可能なことを聞いて、
購入を決定。


19,800円(税込)という価格を考えると、
もう少し冷静になってもよかったかなーと、
今になって思います。


黒のシンプルなパンプスだし、
高さもあまり感じないし、
雨の日も履けるし、いいかも、
と思っていたけれど。


つま先がぱつんぱつん過ぎて
歩くと、足の先がしびれる。

 

なので、再度調整に行きました。

 

 


前回対応してくれた店員さんとは
違う方が調整してくれたのですが、
ここまで入れてしまうと、
足指が動かなくなって
歩きづらいだろう、とのこと。


さらに、このパンプスは
雨用のソールを使用しているため
ソールの返りが悪いから、
それもかかとの脱げやすさに
影響していると言われました。

 

ソールの返りが悪いと歩きにくい、
なんて知らなかった!

 

 

歩くときはつま先で地面を蹴るため
靴がぐにっと曲がります。
そこでソールの返りが悪いと、
うまく靴が曲がらず
かかとがすぽんっ!と抜けるんですね。

 

私は歩き方が悪く、足のちからもないため、
しっかり地面を蹴ることができておらず、
この靴を買ったときは、
こういった「ソールの返り」の重要性なんて
全く知りませんでした。

 

雨の日も履けるなんて便利―!
くらいにしか思えなかった自分。
無知っておそろしいですね。


なるべく、足指周りには余裕ができるよう
調整してもらい、
まだ緩いような感じもしましたが、
その日はそれで良しとして、
引き取ってきました。

 

その後、外を歩くとやっぱり前すべりして
つま先がきゅうきゅうになってしまう。
捨て寸に足が入り込み、
指の上部分も擦れてしまうので、
このままでは履けませんでした。


この靴はその後、
中敷調整の専門店に持っていき、
調整していただきました。


現在でも、普通に履ける、とは言えませんが
もったいなくて捨てられません。
なんとか履けるようにしたいです。

 

 

 

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